2021年3月27日
ネコちゃんも病気やケガをし獣医さんのお世話になる事が有ります。ところが慢性疾患の場合、ネコちゃんはしゃべれませんので、飼い主さんが不調に気づかずに病気が進行してしまう事が有ります。アニコム ホールディングス株式会社 が公開し、どなたでも無料で閲覧・ダウンロード できる『家庭どうぶつ白書』2020年版 によると、2020年のネコちゃんの泌尿器疾患の保険請求割合は全体の14%で消化器疾患の15.5%に次いで2位。しかもネコちゃんの年齢が4~5歳以上になると保険請求割合は消化器疾患を追い越してしまい、10歳以上になると約20%のネコちゃんが泌尿器疾患で保険請求をしています。また『家庭どうぶつ白書』 2019年版によると、ネコちゃんの保険請求理由として泌尿器疾患は平均で慢性腎臓病27万、膀胱炎4万5千円、尿石症8万円、膀胱結石12万円合計年に約50万円以上の診療費がかかっています。これは泌尿器疾患、特に腎疾患は慢性になりやすく通院回数も増える傾向にある事が関係しています。
『家庭どうぶつ白書2020』 =https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202012_2_1.pdf
『家庭どうぶつ白書2019』 =https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201912_2.pdf
ネコちゃんの健康維持と診療費増大を防ぐ為には早期発見、早期治療、もしもの為にペット保険への加入が大事になってきます。